来年への夢祈願

10月19日は満月でした。そして翌日20日は恵比寿講でしたね。

地方によっては旧暦で11月に行うところもあるようですが、私のいる愛知県では熱田神宮で恵比須大祭が行われたようです。

恵比寿大祭ではそれまでに準備した来年の目標・祈願などを便箋にしたため
神様に請願をしに行きます。

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二通同じものをつくり、参拝の後一通は自宅の神棚
もしくはタンスの引き出しに、もう一通は手帳に挟んだり、カバンに入れて常に持ち歩きます。

また、この日は『誓文払い』と言ってこれまでにやむを得ずついた嘘などの罪を払ったり、ここまでに細々と祈願してきたことなどを一旦精算、清め払う風習のことです。

この辺は満月のおまじないと似ていますね。
さてさて、私としたことが・・・今回うっかりしてしまい、
何も手をつけられぬまま来てしまいました。

でも慌てない。地方によっては旧暦にそって11月に行うところもあるようです。
お参りするのは近所の氏神様に、日頃の感謝を述べるとともに請願しに行こうと思います。

旧暦では11月22日、最終石見の国一宮の物部神社の鎮魂祭が11月24日にあり、
この日が最終締切りとなるようです。

何でも物事が上手く運ぶにはタイミングが大事

来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが、神様に来年の決意を誓うタイミングは今なんです。まして今回は式年遷宮がありましたから、きっとパワーも絶大かも知れませんよ!?
古来から伝わる風習やおまじないには先人たちの知恵や想いが詰まっています。

困った時の神頼み的に、祈りを捧げるだけでは何も変わらないかも知れません。
でも目標を立てても実行に移す、行動するということが中々難しいとおっしゃる方も多いです。

いつもセミナーなどで、「最初の一歩は小さければ小さい程良い。」
「最初のハードルは低くしましょう。」とお話させてもらっています。

ここで《おまじない》の出番なんですね。

おまじないは何らかの《行為》を伴いますから、ちょっとした行動を起こすことになるわけです。

そして『験を担ぐ』ということは『深層心理に働きかける』ことになるわけです。
盲信したり、これで大丈夫とばかり高を括ることはナンセンスですが、
次への一歩に繋げるための『弾みをつける』という意味において、
とても有効だとは思いませんか??

占いもおまじないも風習も、上手に活用し幸せへの追い風としたいものですね。