こんな人知りませんか?

皆さん、こんな女性を知りませんか?

・37歳の働く女性、すっぴんだけど美人。
・装飾より機能を重視し、流行りは意識しないのにセンスがいい。
・フォアグラよりレバ焼きを好み、プールに行けばいきなりクロールを泳ぐタイプ。

名前は「秋野つゆ」さんといいます。

ご存知の方もいるかも知れないですね。
本にもなりそこそこ有名で、先日もテレビで紹介されていました。

この女性、実は架空の人物です。

株式会社スマイルズの経営する『soup stock Tokyo』では
この秋野つゆさんが好んで食べるか?つくりそうか?
という基準で新商品の開発を行なっているんですね。

a1380_000651 写真

仕事では、よくターゲティングという言葉を耳にすると思います。
そしてそれは絞り込めば絞り込むほど良いとされています。

これをペルソナマーケティングと言うそうですが、面白いですね。

架空の顧客の行動パターンやニーズをイメージして
品揃えも接客方法もPR戦略も決めていく手法です。

誰に何をどのように提供するのか。
どんな問題をどんな形で解決していくのか。
どんな価値があり、ふさわしい対価はどれくらいでどのように受け取るのか。

これはどんな仕事でも基本のき。
なのについ、提供するサービスや商品に自信があればあるほど陥ってしまう。
『全ての人に当てはまる』 『誰もが必要とするはず』という思考の罠。

私も長く「こんな症状をお持ちの方は全て」〜なんて思っていて
絞り込むのにウンウン唸っていた日々があります。

セミナーなどで、人には「理想の人物像を描いてみましょう、架空でもいいですから」
なぁ〜んて、しばしばやっていたにも関わらずですよ。

選択基準を持つということはぶれなくていいですね。
いろんなところで応用もできそうです。

そのへんのところを2〜3回に分けてメールマガジンで掘り下げてみたいと思います。
(購読希望の方は↓下にある画像をクリックして申し込みフォームからお願いします。)

最後までお読み頂いてありがとうございます。

今日もハッピーな一日を♫